阿曽原温泉小屋

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危険な作業です。

2018-10-03

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作業中はイッパイイッパイの時もあります。

元々、危険な場所での仕事を頑張ってくれています。 おかげで、取りあえず歩ける様になって来ましたが、まだまだ整備個所は残っています。

作業員も集中していると、登山者の接近に気付かない事も有るかも知れません。 

気付かれないまま接近すると、思わぬ事故の元になります。必ず、声掛けするかアイコンタクトしてから作業現場に近づいて下さい。

作業員にしてみれば、登山者の通過は仕事の手を止める事に成ります。

本当は「ジャマ」なはずなのですから、通過する際には魔法の呪文のごとく「お疲れ様」「ありがとう」なり言葉を掛けてやってもらえると、作業員も気持ちよく仕事が進められるのではないかと・・・。(富山の人間は愛想が悪いので無表情かもしれませんが、声掛けされれば嫌な気分にはならないかと)

昨日「下の廊下」を歩いて来られた長崎からの4人組の1人は、「危険な仕事を見て、ありがたくて涙が出た」って仰っていました。

通過される際は、「声掛け」よろしくお願いいたします。

ユルイ桟道とは!

2018-10-02

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半月沢左岸の歩道桟道は、まだユルイままです。

整備前の桟道は、写真の様になっています。

危険な場所から修理しているので、取りあえず歩ける所は後回しになっています。この先、次々と補修がされてゆきます。

手摺代わりの、ロープと番線はしっかりしていますので心配いりませんが、怖がりさんには厳しいかも。

※ありがとうございます。

早速、テントで来られた方だ100円硬貨を沢山用意して来てくださって。 ありがとうございます。

ただ、御釣りが出ない程度でよろしいですので、何十枚も重い物を担いで来てもらっては、申し訳ありませんから・・・。(説明不足ですみません) それにしても、このページを読んで直ぐに反応して頂けるとは、ネット恐るべし。

下の廊下情報!(10月2日)

2018-10-02

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完成した大ヘツリの高巻き梯子。怖がらず!って無理か?

本日も、白竜峡前後の整備に業者さんが頑張ってくれています。

昨日同様に歩行不能箇所は有りませんが、白竜峡~十字峡間は未整備区間があって歩き辛いようです。(手摺番線が切れていたり、丸太桟道が緩んでいたり等)

繰り返しますが、慎重に歩けば大丈夫ですが不整地歩行が不安な方は、来週以降まで待たれた方が良いかと思います。

☆他方面の状況

仙人池方面(雲切新道)・欅平(水平歩道)2路線とも台風の影響は有りません!

ネットワーク!

2018-10-02

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遭難対策無線(5Wの小屋用)

仙人池ヒュッテ・池の平小屋とは、登山者の動きが有る場合は、毎朝電話で人数・年齢層・通過か宿泊か等を連絡し合っています。(昔は、遭難対策無線を使っていたのですが、現在は通話料金の高い衛星電話を使っています)

登山者の少ない山域だからこそ出来る対応ですが、それぞれのパーティの昨日のペースなどを教えてもらえると小屋への到着時間が読めて、要らぬ心配をしなくて済み大変助かります。(他にも到着パーティからも情報をもらっています)

無線で連絡し合っているのは、黒部源流山域(太郎平・水晶等)の小屋でも毎朝しておられます。

或る時の、仙人池ヒュッテの先代「カーちゃん」の無線連絡!

「イズミさーん、今日三人そちらに向かうお客さんが、今晩カレーを食べたいって言っておられまーす」

あらあら、仙人池ヒュッテの無線は富山の警察本部まで飛ぶのに・・・。

たまに冷や汗をかく通話も有りましたが、ある夏の日

「阿曽原さーん、毎年来る北海道の鈴を転がした様な元気な女の子が一人行きまーす」

と連絡がありました。

夕飯の準備に掛かる頃になっても、「鈴転がし女子?」が届かないので心配になり、大仏が様子を見に行ってくれることに。

仙人温泉に沈没したなら連絡が有るはずですが、確かめようにも仙人温泉さんは普段は無線も電話も開局していないので確かめようも有りません。

当時は旧道を使っていたので、仙人温泉下部の雪渓の残る枝沢の状態が悪くなると非常に危険になります。

心配で走って行ったのでしょう、30分余りで大仏から連絡が入りました。

「鈴の女性は問題の沢で落石に当って気を失っていたらしく、今しがた気が付いたみたいです。自力歩行出来そうなので、これからサポートして阿曽原に向います」

とのことでした。

幸い怪我は大したことはなかったのですが、怖い思いをしたからでしょうか、翌年から「鈴女子」は来なくなってしまいました。

「雲切新道に切り替えないと」と強く思った事故でしたが、普段からの連絡が有ったからこその、早期発見・救助となりました。

そういったこともあって、小屋に届いたお客さんに「後ろにあと何人ぐらい歩いていた?」と良く聞きます。

実は、お客さんの情報も安全登山のネットワークの一助になっておりますので、協力のほどお願いいたします。

※追伸!

昨日、阿曽原から池の平へ向かった飛び込み男性は、池の平小屋の支配人・連絡を受けた警備隊の指導も聞かず、北方稜線から剱岳に向かったようです。 

無計画で行き当たりばったりな行動には呆れます。

今朝方、立山・剣方面には雪が降ったとのこと、彼はどれだけの装備を持っていたのだろうか?心配です。

冬期間のアルペンルートを開放すれば、このような登山者が出て来るのは目に見えています。

登山届の提出を義務化しても、現場で計画変更されては防ぎようが有りません。

もしこの様な登山者が事故に遭ったりすれば、救助に行く警備隊員も口には出さないでしょうが遣り切れない思いになるでしょう。

県の観光推進計画を、このまま進めていいのでしょうか? 強く・強く疑問に思います!

下の廊下情報!(10月1日)

2018-10-01

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修復された、白竜峡の丸太桟道

明日、スタッフが見に行こうかと考えていたのですが、今日も二人「下の廊下」を歩いて来られました。 今回で9回目の方は「シッカリ整備してあった」と仰っておられて、やはり先週末に作業がかなり進んでいるようですが、黒部別山谷から十字峡の間は未整備個所が残っております。(抜けたアンカー・折れた桟道・倒木等)

歩きなれた方ならば、慎重に歩いて頂ければ問題ないレベルとなった様です。

不整地歩行が不安な方は、もう少し延された方が安心化と思います。(日に日に作業は進むはずですから)

明日、小屋に詰めている警備隊員がパトロールに行く予定ですので、写真をたくさん撮って来てもらう予定です。明日はもう少し詳しくお伝え出来るかと。

※今年の黒部別山谷は、昨年雪渓上にあった巨岩が左岸の川床に落ち着いてしまいました。

元々、飛び石で渡る沢ですが巨岩を迂回する感じで今までとは違うルートを取ってもらう事になります。

黒部別山谷は、昨日の様な強い雨が降ると増水しますので、天候には注意が必要です。(普通の雨なら問題なしです)

テレビで紹介されます。

2018-10-01

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「わたしのしあわせ温泉時間」

昨年発刊された、「わたしのしあわせ温泉時間」と言う本を御存じでしょうか?

阿曽原温泉を「源泉かけ流し」というより、「源泉かけ捨て」って上手い表現で紹介してくれています。

ブログはこちら YOOMI'S至福温泉日記

10月3日NHK総合放送「ごごナマ」の午後3時半から4時の枠で、著者の「金裕美」さんが出演されて阿曽原温泉も紹介をしてくれるそうです。

興味のある方は、ぜひご覧ください。

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