阿曽原温泉小屋

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なんでワザワザ?

2025-11-21

写真

赤谷山~白ハゲ~赤ハゲの北方稜線・・・赤谷山から手前に伸びる赤谷尾根

年末年始の剱岳登山者は、二昔し前以前から減ってしまった印象ですが、それでも年末になると難行・苦行と解かっているはずですが?剱岳を目指して登山者がやって来ます。

「なぜ危ない剱岳に?しかも厳しい真冬に登りに行くのか?」

そんな思いを持っておられる方もおられるとは思うのですが・・・

自分の限界への挑戦・ヒマラヤ登山の訓練・山岳会や山岳部の伝統・・・等々、それぞれに目的をもって登りに来てくれるのだと。

昔々ですが、私が雪山に登って自分が歩いて来たトレースを振り返って見た時に、登山道は隠され自分達の足跡が雪の尾根に延々と続いているのを見た時の充実感と言うか「今だけは、この山は俺達だけのもの」みたいに感じて感動していたのを記憶しています。

登山は登山道歩きだけではなく、沢登り・藪漕ぎ・岩登り等も登山に含まれるのと同じで様々なスタイル?登り方?が有るからこそ、年齢・体力・経験の応じて山に接することが出来るのが魅力なのではないかと。

そして山に入れば、絶景に感動させられ!そんなところに頑張って歩いて来た自分に感動出来る!って事を知っているから皆さん山に入られるのではないかと??

ただし冬期間の「剱岳」については、あまりにも危険な「池ノ谷」「東大谷」などが県条例で特別危険地区として立ち入り禁止区域として指定されています。

尾根から転落して危険地区に入ってしまうのと違い、自ら危険なエリアに入り込まれても、万が一事故が発生したとして救助に向かう隊員にしてみればたまったものではありません!

続く・・・

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