阿曽原温泉小屋

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たまに、キリギリス!

2020-09-28

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一人一塊! 塩コショウで。

昨日のキャンプ場は、黒部ダムから2名! 一昨日は、欅平・黒部ダム併せて9名!

天気が悪いと人の動きも激減ですが、悪天候で向かって来た登山者の中には「増水している場所が有って怖かった」との感想も・・・。

想像力を働かせて、自分の実力を秤にかけて! 現場に来てから「こんなはずでは・・・」って事にならない様に慎重な判断で「山を楽しみに」来てください。

※キリギリス?

ということで、昨夜は早々にターフの下で夕食の準備に掛かりました。

昨日荷揚げした肉類が多すぎて・・・、冷凍庫に入りきらない分を「仕方なく」喰っちまうことに!

鍋には、ブタバラ肉・鶏モモ肉・ニギスのスリミ、その他いろいろ?入れて。

コンロの上では、ブタロース塊に切り目を入れてジックリ焼いたものを各自一塊。

今日までの山岳警備勤務員、大仏の山岳部後輩になるY隊員は久し振りに阿曽原に来たのもあって話も弾み、酒が飲めないY隊員をダシにビール~バーボンと続いて・・・大仏と封を切った埼玉の友人から差し入れ「ジョニーウォーカー・ブルーラベル」は、気が付けば底に一筋しか残っていなくて・・・そのまま布団に潜りこんで「爆睡」を貪り、頭の端が軽~く痛む気だるい朝を迎えたのでした。(今朝の大仏、空のボトルを見て「ん?誰かこぼしたん?」ってしらばっくれてました)

先の事を考えずに、飲み食いして・・・目の前が楽しければ??? 阿曽原では、このような者をキリギリスと呼ばれております。

「慎重に」と上に書いたこととは真逆なんですけど・・・私達も、暇な時ぐらいは阿曽原を楽しまねば!

(前ページが「ぐでんぐでん」で次が「キリギリス」って、イメージ悪すぎ・・・タマ~にですから)

ぐでんぐでん!

2020-09-25

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奥が、故「M]のマスター。(ZIPにて)

○登山道は、各方面問題なく通行出来ています。

連休明けから阿曽原を大仏に任せて、観光局の理事会・次の仕事の打合せ・溜まった事務仕事等々、下界で走り回っています。

※ガックリ!

このページで少しだけ紹介したことがある、糸魚川の夜の街の伝説?「M]のマスターが亡くなった!との報せが入って来ました。

飲み歩いている最中に吐血して、「動脈瘤破裂?」だったとのことです。

私と同い年で、前に経営していた「マーチン」に初めて顔を出した時から大事にしてもらって、お酒が大好きでぐでんぐでんになりながら スローバラード赤ちょうちんプカプカ 等々、レパートリーが凄く懐かしい曲を次々と生ギター演奏してくれて一緒に歌って・・・毎回楽しい時間を過ごさせてもらっていました。

音楽・芸能に影響されてか?娘さんが「レディ・ガガ」の日本公演のバックダンサーを務めるほどのプロとのことでした。

半端ない飲みっぷりだったので身体を心配していたのですが、ご冥福を・・・。

「ぐでんぐでん」

寝ぐらそろそろかためろよ そんな言葉にゃ耳かさず♪ 

風に気ままな千鳥足 夢見心地の 旅に出る♪

あー ぐでんぐでん 俺とおまえは ぐでんぐでん♪

廻り道でも道は道 はるかどっかにたどり着く♪♪♪

阿曽原も新記録?

2020-09-22

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昨日の夕方5時頃のキャンプ場は・・・。

昨日の、阿曽原キャンプ場利用者は36人!(イイ感じで利用出来たのでは?)

前日とほとんど変わらなかったのですが、私の知る限りでは初めてのことが起きました!

扇沢・欅平からの、当日に交通機関を利用しての入山者が一人もいなかったのです!

来る人来る人、黒部ダム・真砂沢・祖母谷温泉のキャンプ場発の利用者ばかり???

そんなこと無いだろうと、黒部ダムの入山指導員・欅平で広報活動した警備隊員に確認すると「交通機関利用の入山者はいなかった」との返事があり、めでたく前日より早く晩酌を始めることが出来たのでした。

混雑が酷くて、諦めた人がおられたのかもしれませんが??? 

なにはともあれ、事故無く!キャンプ場も密にならず!なによりでした。

※ご利用にあたって。

今シーズンは、「混雑予想日を、なるべく避けて」とお願いしているところです。

ただ、みなさんそれぞれに都合があったりして、なかなか難しいお願いであるのも承知しております。

繰り返しになりますが、「来るな」と言っている訳ではありません。 先日電話での問い合わせで「私は今年で70歳になって、体力的に後の時間が無いの」って言われて、無理はしない様にお願いはしたのですが・・・個人的にガイドさんを頼むなりして想いをかなえられれば良いのですが。

皆さんが、事故なく黒部を楽しまれますように!

惹きつけるもの!

2020-09-21

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工事現場と間違える方が・・・今年の阿曽原スタイルなのです。

昨日のキャンプ場は、34人の利用者がありました。

幸い事故は無かったのですが、扇沢駅の混雑で黒部ダムの出発が午前11時になってしまった人もおられてヘッドランプを点けての到着の方々が何人も!

中には普段テントを担いで山歩きをしていない方が(小屋が営業していないもので頑張ってテントを担いでいらしているのですが)消耗されて届かれる方もおられた印象でした。(届かずにビバークする羽目になったペアも)

このページを見てから来ておられる方がほとんどで、昨年の転落事故が多発したことも承知しておられ、更にはコロナ対応で小屋が営業自粛していて泊まれず、それでも負担の掛かるテント泊をしてでも「黒部を歩きたい!」と強い思いを持って来ておられるのがヒシヒシと!

無事到着した達成感・安堵感に満ちて笑顔で到着される方ばかりですが、若干背伸びしてテントを担いで来ている人もチラホラ「山小屋が利用出来ればもっと楽しめるはずなのに・・・やっぱり山小屋って大切な施設なんだ」と改めて感じてしまったのでした。

そして、小屋に泊まってもらっている訳でもないのに「お世話になります」「ありがとうございます」って言ってくれる方が大勢いらっしゃって!

「大した事してないのに・・・」ありがたいことだと思うし、嬉しくなるし、やっぱり山を楽しみに来られる人と触れ合えるって「いい仕事」だと再認識出来て、こちらこそ「ありがとうございます」なのでした。

それにしても、これだけ強い思いを大勢の人に抱かせる「黒部峡谷」って凄くないですか?

今年も、テレビ局が番組制作に月末から入山するとの事です。

毎年の様に黒部に撮影隊が入るってことは、制作側は伝えたいものが黒部にある!と感じていて、それを期待して映像を見てくれる人が大勢いる証拠なのではないでしょうか?

大勢の人が憧れ、感動を与えてくれる「黒部峡谷」ですが、正しい正解はなかなか出ないかも知れないけど安全に楽しんでもらうため!「山小屋が出来ること」・・・頑張らねば!

※新記録?

昨日の雷鳥沢キャンプ場 900張りオーバー!

   剣沢キャンプ場  400張りオーバー!

信じられない情報が入ってきました。(想像しただけで・・・恐ろしや)

アナリティクス!

2020-09-20

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クワガタのメスが、まだウロウロしています。

今日、最初に来られた方が「ブログ見てます」って言ってくれたので参考までに。(アナリティクスを、よく理解していないので多分なのですが)

今週時点のこのページを調べてみたら・・・。

全体の閲覧件数は、毎日1,000人前後で今年は推移しています。

例年ですと、「下の廊下」の開通間際には件数がグンと増えて来るのですが、今年は小屋の営業自粛が知れ渡っているのか?顕著な伸びが無いので、今シーズンは「黒部」を訪れるのを控えてくれている方々が多いのではと推察しています。

ただし、先日の志合谷での転落事故後は5,000件オーバーを記録したのを見れば気に掛けておられる方がそれだけ多いのではないでしょうか?

ちなみに、

USA・カナダ・ブラジル・チリ・メキシコ・イギリス・フランス・イタリア・オランダ・ドイツ・オーストラリア・ニュージーランド・インド・ミャンマー・ベトナム・タイ・フイリピン・台湾・韓国・香港

数は少ないけれども以上の国と地域から閲覧されているみたいです。(他にもノルウェー・スェーデン・シンガポール・モンゴル・ラオス等から見られていたことも)

爆裂してるみたいです!

2020-09-20

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山ブドウは豊作だけど・・・。

立山・雷鳥沢キャンプ場=400張りオーバー!

剱岳・剣沢キャンプ場=200張りオーバー!

昨日のテント数は、どちらも今シーズン最高だったそうです。

ちなみに、阿曽原キャンプ場は3張り=5人(全員欅平からの入山)でした。

皆さん、ガマンにガマンを重ねて・待ちに待っての入山だったのでしょうか・・・?

阿曽原は、皆さんの期待に応えてあげられなくて申し訳なく思うばかりです。

今日は、黒部ダムに詰めている入山指導員からの情報によれば、今のところ「下の廊下」からの登山者が30人足らず、欅平からも声掛け広報している警備隊員によれば20人ほど向かっているみたいですが混雑することは無さそうです。(ちなみに、扇沢駅は待ち時間が3時間!とのことです)

※熊が!

黒部ダムからの情報では、ダム直下の橋周辺で熊がチョイチョイ目撃されているそうです。

監視員詰所の近くにも出て来て、人間をみても知らん顔しているみたいです。とにかく痩せている熊だそうで、餌を探すのに人間を怖がるどころではないのかもしれません。

確かに小屋の周りのミズナラの実(ドングリ)は小さく、ブナも凶作とのことで腹を空かせているのでしょう。

黒部に限らず、里山でも目撃情報が多数上がっていますので、登山をされる際には熊対策を充分にされて歩かれますように!

写真は、小屋の基礎の単管パイプに実った「山ブドウ」です。こんなに豊作なのは記憶にないのですが、先日私達が従業員部屋にいるのに「サル」がやって来てブドウを食べ始めて声を掛けても逃げないし、挙句に近くのBSアンテナのポールに「小ザル」が昇ってイタズラするし、部屋の中に私達がいるのに網戸ギリギリを堂々と歩いて行くし・・・ナメラレまくっています。

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