改めて・・・
2025-05-15

標高の高い雪山フライトは、プロフェッショナルなればこそ飛んでくれるのです
欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト ご支援!応援メッセージ!ありがとうございます。
先日飲みながら、富士山で一週間程度で同じ人間が救助された事案があったけど、「遭難救助時のヘリコプター費用を請求するべき」との地元首長さんから意見も出されたよなぁ~って話しになりました。
山岳救助現場に関って来た人間からすれば、
・運用には高額費用が掛かるヘリコプターを飛ばすけど、警察・消防ヘリはタダ
・現場出動すれば結果として救助隊員を危険に晒す形になる
・「ヘリコプターの運用費用」「救助組織・体制の整備」「救助隊員育成」それぞれ多額の税金が注ぎ込まれていますが・・・海外の方々は日本国にどれだけ税金を納めてくれているのか?
誰も事故を起こしたい人なんていないのですが、ルールを守らず「立ち入り禁止エリア」に入っておきながらの救助要請・・・
しかも二回続けて同じ人間が要請するなんて「恥を知り、他人には迷惑を掛けてはならない」と教え込まれて育った人間からすればあり得ないことです。
日本の山に登る海外の方が増えて始めた頃から、登山文化の違い?というか日本なりのルール(早起ち早着 ・ゴミ捨て禁止等々) ・日本なればこその気候天候の 理解不足 のままの入山を目の当たりにして来ました。
更には、救助費用・病院の治療費踏み倒し!も以前あったと聞いたことも。
ならば規制してしまえばよいかと言えば??
登山は「老若男女それぞれの限界にチャレンジ」出来ることが魅力だし、登山道以外の「沢登り」「ロッククライミング」「雪山」等も登山の内で・・・規制することは難しいのでは?
ちなみに富山県は、12月1日~5月15日の間「剱岳」周辺の特別危険区域への立ち入りを規制する条例があるのですが、条例制定当時は賛成・反対の大論争があったと聞いております。
管理体制・救助体制が出来た経緯等々、書き出すと限がないのですが・・・明日から名古屋に向かわねばならないし「尻切れトンボ」になりますが、余裕が出来たら続きを書きたいのですが・・・?
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