阿曽原温泉小屋

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総会シーズンです。

2018-05-20

写真

欅平ビジターセンター裏にて

18日に、黒部観光旅館組合総会を開催しました。

いわゆる黒部の山小屋組合なのですが、北アルプスの各山小屋組合の中でも一番規模が小さく、更には山小屋だけでなくトロッコ列車沿線の旅館を併せた組合です。(黒部地区の国立公園内の組合)

小さいなりに、問題はそれなりに有って・・・。

来週からは、欅平地区の全体会議・宇奈月方面遭難対策協議会・パノラマ周遊ルート検討会・黒部宇奈月温泉観光局理事会等々が控えています。

ヤレヤレですが、すべて黒部に訪れる方々の為になる事と思って頑張っています。 

特別多くはありません。

2018-05-17

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阿曽原谷の滝と残雪!

雪渓の厚さ・雪渓上の藻くずや泥の量を見ると、例年よりも少ないくらいでないかと。

折尾谷・志合谷の残雪量は、確認していません。しかし、水平歩道を歩いた登山者があった所を見れば、去年の様な登山道の損傷は無いのではないかと安心しております。

写真下部左寄りに、白い岩が映っていますが、今年の雪崩で山中のどこかから運ばれて来たモノです。(黒部の谷筋は、残雪が消えた後に不安定な転石が有るため、初夏はしばらく危険な状態が続くので注意が必要です)

とにかく昨日は、富山で32度!雪渓の近くは眩しくて。

キャンプ場の水場

2018-05-17

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何時もの通り

キャンプ場の水場の雪は、何時もより少し多い程度でした。

ただ、雪崩で引き千切られて来た樹木・枝が例年より多い様な気がします。

キャンプ場から小屋に登る桟道横には、直径25センチ位・長さ5メートル超の広葉樹が転がっていました。

生木を引き千切って運んでくるパワー!

改めて黒部のパワーに畏れを抱くし、その黒部で生きている樹木や動物、維持管理されている施設って凄いな~って思わされます。

やっぱり!

2018-05-17

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浴槽のひび割れが広がって・・・。

露天風呂の浴槽が被害を受けていました。 写真は、上流側の側壁のひび割れです。元々、コーキングで補修してあったものですが、浴槽全体が引き伸ばされた形になって拡大してしまいました。

他にも、床面・床と壁の縁が切れて広がったりと・・・、このままでは、お湯を溜めることは無理です。

この浴槽は、新黒三発電所への水路トンネルを掘った時の土砂棄て場所に、擁壁を作って無理やり平地を作ったので安定していません。(阿曽原の平地は全て工事の産物)

大規模補修が必要か、目地にモルタルミルクを流し込む程度で済ませれるのかは???

なにが起きるか分からない阿曽原の面目躍如です???

もしや。

2018-05-17

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手前の平地の縁が・・・。

露天風呂まで下ってみると、浴槽の手前の平地の縁が崩されていました。ラインとしては、阿曽原谷の支沢~キャンプ場の水場の沢~残雪~石畳~平地と一直線に見えました。

威力のある雪崩が走ったのだろうが、その割には樹木の被害は少ない様に見える。さらに、豪雪地帯の黒部の谷底で普通に積雪があれば斜面をここまで壊すだろうか???積雪の少ない時期に、比高の高い所で発生した雪崩が一気に駆け下ったのかも???

ちなみに、風呂の上流側の平地も壊されていたし、黒部川の対岸の斜面の巨木も中折れしていました。(どちらも、雪崩被害と考えられます)

またもや、黒部のパワーを見せ付けられました。

嫌な予感が・・・。

2018-05-17

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露天風呂の一段上部の石畳の路肩が・・・。

今シーズン初めて、阿曽原に行って来ました。

小屋の周辺・キャンプ場・水場については、雪害も無く例年通り。

露天風呂の確認に、キャンプ場から下り始めて最初のコーナーに??? 普段の年ならば、残雪が残る事は無い場所に大量の雪があり、その周囲や雪面には砂・小石が散乱しており、熊笹の急斜面には乗用車のボンネット位の泥や苔が付着していない巨岩が、微妙なバランスでとどまっていました。(上部の沢か崖から雪崩で運ばれて来て雪の上に留って、雪が解けた場所がたまたま不安定な急斜面だったかと)

嫌な予感を感じつつ下ってゆくと、露天風呂の一段上の石畳の路肩が削り取られる?吹き飛ばされる様に崩れていました。

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