出来る事から進めてゆければ??
2025-05-16

富山県消防防災ヘリ「とやま」による、阿曽原キャンプ場からの吊り上げ救助
欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト ご支援!応援メッセージ!ありがとうございます。
前ページの続きになりますが、救助費用を請求する制度が出来ればそれでいいと言うものでも無い様な??
立山室堂の様に観光客と登山者が混在するだけでなく遊歩道と登山道の区分けがハッキリしている訳ではなく、どちらも怪我したり発病すれば遭難事故対応になるし緊急性が認められればヘリコプターも要請することもあるし・・・
入山者に山岳保険加入を義務付けるのも良い提案だと思いますが、「山菜取り」「キノコ狩り」みたいな比較的低山で昔から地元の人間が続けて来た山歩きの事故も一定数は発生しているので、「海外からの理解不足な登山者」・「自身の実力無視の無謀登山者」だけ見て制度を考えても???
誰が見ても登山!って事案ばかりでもないし線引きが難しいのですが、遭難発生時の現場隊員は救助が最優先!「理解不足」「無謀」「無保険」なんてことは二の次になる訳で
富士山でも入山料的な取り組みが行われるようですし、昨シーズン富山でも登山道整備を対象とした 「北アルプストレイルプログラム」 と同じように「受益者負担」的?山に入る人から薄く広く徴収させてもらって、救助体制の整備・登山道整備(道が良く成れば事故も減る)等に運用して行ける制度が出来ればよいのですが・・・
・自然公園管理は環境省 ・国有林の地主は林野庁 ・人命救助は警察と消防など ・登山は、趣味?スポーツ?観光?って分類すれば文科省?観光庁?????連携や調整もイロイロ出て来るのではないかと
更に言えば、警察法第二条(警察の責務)にも「国民の生命・身体・財産の保護に任じ・・・」と大原則が明記されているので、レスキュ―に当たる組織も「納得がゆかない部分があっても」声を上げ辛い部分もあったはずですが、今回の遭難事故で多くの方々に「困った実情」が知られて議論が進み「多くの方が納得できる」制度が出来る事を願うものです。
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