黒部は手強い!だから見応えがあるのですが・・・
2025-09-24

頂上の足場櫓が見えるでしょうか?着々と進んでいる様ですが、安全第一ですから
昨日トロッコ列車運休の原因となった、山頂の岩塊崩落現場を久し振りに見て来ました。
写真では解り辛いですが、山頂の一番高く見えている部分には単管で崩落個所を囲むように足場が組まれていました。
毎日現場まで行って作業を進めてくれているのですが、一刻も早い修復を願うのですが場所が場所なだけに安全第一で進めていただかねば・・・
頂上の岩塊を接着・ワイヤー固定などして安定させてから~下部岩壁に不安定な落石等が残っていないか調査が終了してからでないと損傷を受けた鐘釣橋の修復に着手できません。
頂上直下から岩壁に、白っぽいラインが下方右側に続いているのは岩塊崩壊の際に落石が走って岩壁の表面を削ったから出来たラインですが、ほぼほぼ鉄橋上流側に落下しているのが見て取れますが・・・(鉄橋は写ってませんが写真下部中央です)
どこの世の中にも「跳ねっ返り者」は居るのか? 落石の中の幾つかが、皆と違った方向に跳ねて落下して鉄橋に被害を加えたのでした。
平成14年の崩落から見れば被害も少なく、どちらも鉄橋被害だけで人的にもトロッコ列車本体にも被害は無かったのは幸いでした。
「生きている黒部との共生」なかなか手強いのです。
この記事の URL : http://grayzebra8.sakura.ne.jp/azohara.niikawa.com/news/2025/09/n20250924a.html