阿曽原温泉小屋

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クレージー??

2025-07-23

写真

たぶんクレソン?(先日の仙人谷にて)

21日、黒部市吉田科学館 で開催された「日本黒部学会」総会出席後 

特別講演会:「山ってなんでできてるの?‐年代測定と沢登りの視点から‐」

      講師 中嶋 徹氏(富山大学助教)

を拝聴してきました。(普段は総会に出席することはないのですが・・・阿曽原が営業休止中なので、暇だし顔出しておこうかと?)

中嶋氏は、2019年8月に 称名滝をフリーソロ登樊 を成功させたトップクライマーでありますが、地質研究を極めるため?富山大学の助教として再就職して黒部市に引っ越して来たのでした。(この連休で引っ越しを済ませたとのことでした)

講演の中で「下ノ廊下」は、他のエリアとは段違いに隆起スピードが速い場所と教えられて・・・これだけ崩壊が続く険しい地形があるのに納得させられました。

講演終了後の質問コーナーで私の隣りで聴講しておられた 佐伯克美 さんが

「称名滝をフリーソロで登ろうなんてクレージーなことして来られたけど怖くなかったの?」

的な質問をされていましたが、佐伯克美さん自身も世界最高齢の女性クロスカントリースキーヤーとしてギネス世界記録に認定されておられて・・・克美さんだってある意味ナカナカな気がするのですが???(ちなみに御子息「岩雄ちゃん」は日本山岳ガイド協会副会長・立山ガイド協会会長で宇奈月方面山岳救助隊員で楽しい飲み仲間です)

講演終了後、中嶋氏と黒部学会事務局さんとの懇談に混ぜていただいたのですが「僕の事覚えてませんか?二年前に阿曽原にお邪魔して、露天風呂から河原に降りるルート教えていただいてます」って、講演会のスライドの一ページ目に阿曽原の河原の源泉から噴き出す湯気が使われていて???いつの間に写真撮ったのだろうって不思議に思っていたのですが?納得した次第でした。

話しているうちに、知り合いの地質研究者で宇奈月の救助隊員の仕事仲間や黒部で生物研究している富大助教等・・共通の知り合いがいることが解かってきました。

スゲー男(クレージー?)が「黒部」に棲み付いて研究してくれるのだから「応援してゆかねば!」なんてことを・・・ 

それにしても知らない間に、どこでどんな「縁」が出来てるのやら・・・大切にしてゆかねば!

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